<   2007年 11月 ( 9 )   > この月の画像一覧
階段
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これは、先日行った日生劇場内部にある螺旋階段です。

建物の中で一番ドラマチックな場所は・・・<階段>。っとある有名建築家が本に書いていました。

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私も<階段>という場所が好きです。建物の中で唯一、色っぽい場所のような気がするからです。そういえば、映画「タイタニック」の最後のシーンが階段だったり、「ローマの休日」に出てくるデートのシーン(スペイン広場)も階段でしたよね・・・。

この日生劇場の階段も何かを物語らせてくれるような軽快でモダンな階段でした。2層の吹抜空間に有機的なライン・・・継ぎ目の分からない職人さんの技術力・・・スケッチを試みましたが、ク、ク、クッ到底難しくて書ききれませんでした。

1段の高さ17㎝、手摺の高さ75㎝。現状の高さよりも3~5㎝程低い寸法になっています。
今より低めな高さ設定が、触れた瞬間に可愛らしく感じます。

こういう建物を実際観てしまうと、戦後間も無い頃のモダンな建築物が次々に壊されていく現状が寂しく思えてなりません。

日本の文化レベルがヨーロッパに100年遅れているといわれるのは、こういった事からでしょうか。日本の歴史ある美しい建物を大切にする国であってほしいです。

<新しい文化>と<古い文化>この両方がバランスよく都市に共存してくれればなぁ・・・。

と強く思いました。

白鳥

尚、日生劇場の舞台会場をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ・・・村野藤吾の建築・・・日生劇場




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by suruga_sekkei | 2007-11-29 14:37 | 白鳥
キッチンからエコライフ
最近多いオープンタイプや、対面タイプのキッチン。
開放的な半面、台所のゴミのにおいなどに心配を感じる方にこんな商品を紹介します。
ディスポーザータイプ全自動家庭用生ごみ処理機、イズミクリーンは、
「粉砕」「分離」「乾燥」を一環処理するシステム。
e0119798_15341488.jpg調理クズや食べ残しをそのままシンクへ。
生ゴミをシンク排水口に投入し、水を流しながらふたをしめるだけ。
ふたを閉めないと作動しない安全設計になっています。
あとは全自動処理。
粉砕で生ゴミを容積1/6までスピード処理。
乾燥で翌日には1/20まで減量します。
2~3ヶ月に1回、乾燥ゴミを回収。
有機肥料の素材として再利用したり、また、可燃ゴミとして捨てることもできます。

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e0119798_15344621.jpgシンクの下にすっきり納まるコンパクトサイズ。
三角コーナーやゴミバスケットは不要、シンクの中が広々として清潔。
生ゴミを特殊フィルター固液分離装置で全てきれいに処理するため、においの発生もありません。
生ゴミの袋づめや日常的な生ゴミ出しの手間を省けます。
メンテナンスはチップを年に 2 回交換するだけ。
ランニングコストは月額約1000円くらいだそうです。

マンション、戸建て、新築、既存住宅を問わず設置可能で、浄化槽も不要なので、地域によっては下水の区域でも使えます(要問合)。
生ゴミを有機肥料としてリサイクル。家庭からできる身近な環境対策のひとつとなるか・・・。
駿河工房 小笠原
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by suruga_sekkei | 2007-11-26 20:30 | 小笠原
静岡・長谷通りに建つジュエリー工房併設の家①
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静岡・長谷通りは浅間神社正面から続く昔ながらの門前町。
その通り沿いの角地に、御主人が営むジュエリー工房を併設した家。
家族構成は、ご夫婦、長男、長女の4人。

この家のポイントは、
e0119798_1510951.jpg①ジュエリー工房を派手すぎずに主張する外観と工房サロン内観
この要望をクリアーする為に、御主人が気に入っているお店を数件廻り
イメージを練りました。
特に工房サロン内部には、御主人自ら手配した古材(梁、大黒柱)、
照明器具等こだわったポイントがたくさんあります。












e0119798_15102556.jpg②使い易い工房
ここはそれまで使っていた作業台等を細かく採寸し、1/50スケールの型紙を造り
図面上で数回にわたり使い易い配置を検討。
壁の材料も 見た目・機能性 の両方を発注直前まで検討を重ねました。













③家族4人が心地よく生活できることe0119798_15113612.jpge0119798_15115072.jpg
これは当たり前の要望ですが、工房・サロン部分が意外とスペースをとる為、難しいポイントでした。
特に、居間・食堂部分の広さの確保に難航しましたが、洗面、浴室部分を2階に上げる事で解決。
結果、居間・食堂は広々作ることができ、2階の洗面、浴室には2坪のバスコートがつき、
明るく・広々した 洗面・浴室になりました。
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9月にお引渡して、今現在は外構工事の検討中です。
近々着工予定ですので数回後には外構完成写真をアップ予定ですので
お楽しみに。




次回は、静岡・長谷通りに建つジュエリー工房併設の家② 
工房サロン今現在 を紹介したいと思います。


                              駿河工房 設計課 山崎


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by suruga_sekkei | 2007-11-22 18:38 | 山崎
涼を感じさせる家
島田市内に建つこの家は、周りが田んぼと水路に囲われており、敷地の形状は三角形です。
そこで、建物の配置を敷地の中央にすることによって生まれる「余白部分」を有効利用できると考えました。
 ○ 東側・・・・アプローチと駐車スペース
 ○ 西側・・・・おばあさんの畑
 ○ 南側・・・・日当たりの良い庭
 ○ 北側・・・・サービスヤード+バーベキュースペース(隣家(親族)とのつながり)
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 また、以下のように、この家の、夏を涼しくする(感じさせる)方法をとりました。
①敷地の北西にある水路の「さらさら流れる水の音」を家の中に採りいれる窓。
②東西・南北に流れる「風の道」のあるプランであること。
③窓の目線の先に「緑」を植えること。
 特に①の「音」によって涼を感じさせることは夏の風鈴の例を出すまでもなく、日本人特有の
 感性に訴えるものです。  
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 敷地のもつポテンシャルを最大限生かすこと・・・・・・大事だと思います。
       次回はこの家の各部屋の詳細等について説明します。
                                              設計課  渋谷

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by suruga_sekkei | 2007-11-19 21:41 | 渋谷
近頃の確認申請事情
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以前構造計算の偽造があきらかになり、確認申請に添付される構造計算の偽造が無くなるよう、
建築の確認申請に関する法律が大幅に改正されました。
この構造計算の偽造を見つけられなかった確認検査機関にも罰せられるようになり
確認検査機関も、検査開始から確認検査済書を発行するまでに大幅に期間を取ったり
確認申請の検査を受け付けなかったり、一部では全ての業務を停止した機関も出てきました。

駿河工房が在る静岡県の2階建て木造住宅の状況は、11月15日現在では検査開始から
確認済書の発行まで1日でできます。

しかし、平成20年末までに「4号建築物」の特例が廃止される見込みです。
「4号建築物」とは、2階建て以下、延べ面積500㎡以下の木造建築物など
木造2階建て住宅の大半がこれにあたります。
「4号建築物」には特例があり、建築士(1級、2級、木造)が設計したものであれば、
建築主事による構造計算の審査は不要でした。

廃止されると、構造計算(壁量計算も含む)を行って計算結果を申請図書に添付して
確認審査を受けることになります。

と、難しく言いましたが簡潔にすると、検査開始から確認済書の発行まで1日ではできない可能性があります。

「4号建築物」が廃止されれば設計者にも消費者にも大きく影響が出る事は間違い無いと思います。

                                       設計課 濵



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by suruga_sekkei | 2007-11-15 19:54
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先日、お引渡しさせて頂いたお宅の玄関ポーチです。

解体の際、瓦の感じがとてもカッコ良かったので新しいお宅の何処かに使えないかと会社に保管させて頂きました。

試行錯誤の上、<洗出し風モルタル>に瓦の巴部分を意匠として貼ってみました。

左官屋さんに瓦の巴(丸い部分)を綺麗にカットしてもらい、ペタリ・・・。なかなかいい感じ・・・。お施主さんも喜んで

下さったのでひと安心しました。

実はこの宅、焼津本町にある築100年以上の住宅を立替えさせて頂きました。

お施主様が市の耐震診断を受けられ、危険度が非常に高かった為に立替えに踏み切られたようです。

骨董好きな私としては、築100年以上のお宅を解体するのは惜しい気もしましたが・・・。

解体前のお宅の面影はもうどこにもありませんが、この巴に以前お宅を建てた職人さんの思いが今でも息づいてるように思えてなりません。


設計課 白鳥
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by suruga_sekkei | 2007-11-12 15:47 | 白鳥
「和紙あかりアート展」
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先日、和紙を使った明かりの造形作品が並ぶ「和紙あかりアート展」が静岡市清水区駅前銀座アーケードで開催されていました。

岐阜県美濃市や川根本町の寸又峡温泉で開催された同様のアート展に出品された作品と、商店街の住民らの作品が並んでいました。

タワー型や球体、月の形をした作品など約40点が展示されていました。


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和紙を透かした淡い光は優しく幻想的。
和紙の模様も、明かりを灯した時と消した時では異なる味わいがあります。e0119798_22503472.jpge0119798_22531375.jpge0119798_2252291.jpg

普段の生活で大きな模様替えはなかなかすぐにはできないものですよね。
このような間接照明をちょっと置くだけなら、手軽に、いつもの部屋と違う雰囲気を楽しめるかと思います。
和紙の明かりで、秋の夜長をゆったりと過ごすのもいいかもしれません。
駿河工房 小笠原

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by suruga_sekkei | 2007-11-08 22:57 | 小笠原
ばらの丘に建つ家 ③
ばらの丘に建つ家 最終回
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お引渡し後、外構工事中や写真撮影等で数回伺っていますが、
いつ伺っても、奥様、小1のYちゃんの二人が笑顔で出迎えてくれます。
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Yちゃんは、階段がいたく気に入ったようで上へ行ったり、下に行ったり。
この日も、ケコミ板が無い階段を机代わりにお絵かきをしていました。
子供の発想力に驚かされるとともに、違った形であれ喜んで使ってくれている姿をみると 
この「ばらの丘に建つ家」の家作りに携れてよかった!という気持ちになりました。

e0119798_1915766.jpg奥様お気に入りの場所 のひとつがウッドデッキ。
南に向き、前には家が建たない立地条件、
南側の道路は交通量が少ない為とても気持ちいいです。
Yちゃんが庭で遊ぶ姿を見ながらデッキでくつろぐ奥様。
このなんとも ほのぼの した風景が
いい家作り を物語っていると思います。
この他に、写真はのせていませんが、
御主人の「こもれる小さな書斎」もあり
家族3人が 楽しく暮らせる家
になったと思います。



次回からは、静岡・長谷通りに建つジュエリー工房併設の家
を紹介したいと思います。

            駿河工房 設計課 山崎



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by suruga_sekkei | 2007-11-05 19:29 | 山崎
城北の家Ⅱ
 前回に続き、「城北の家」です。
この家の間取りのポイントは、大人4人が一緒に楽しめ、かつ各々の趣味などが
充実するような「個」の空間づくりを提案することでした。
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若夫婦の共通の趣味は、読書です。
かなりの蔵書がありますので、本棚はできるだけ欲しいという要望でした。
書斎(ご主人用と奥様用)はもちろん、客間(多目的室)、ホールや吹抜けに面したタタミコーナーにも
本棚をつけてあります。
特にこのタタミコーナーは、ゴロンと横になって好きな本を読むのに、最適ではないかと思います。

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ご主人の趣味は、読書以外に写真があります。
撮影だけでなく、フィルム現像までやりますので、「暗室」は必要でした。
これで思う存分、没頭できるはずです。


家族との絆を大事にしつつ、
「自分の時間をいかに充実させるか」・・・
というテーマを踏まえた家づくりの提案です。

次回は「島田の家」を紹介します。
 
                                          設計課  渋谷

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by suruga_sekkei | 2007-11-01 21:00 | 渋谷